Flying Donta In The Tibetan Sky page66 ある朝、軍のヘリコプターがグッツォにやってきました。ニャラムから来た、との事で、ニャラムからの旅行者を乗せていました。ヘリコプターのヒッチハイクです。 中国語の話せるアメリカ人サイクリスト達が我々をニ…

“チベットの旅ドン太飛び行く”ようやく脱稿、UP終了しました。日々更新するように設定してあるので、ブログ上での最終回は4月末になります。 もともと線画だったものに画像編集ソフトで彩色したので、これがけっこう手間かかって大変でした。かみさんがイン…

Flying Donta In The Tibetan Sky page65 ここで出会った旅行者。彼はラサの暴動の目撃者でした。彼の口から生々しく事件の真相を聞きました。逮捕拘留されている僧侶の釈放を求めたチベタンのデモ隊に対して警察が発砲した事。乞食の子供達が狙い撃ちにされ…

松本市旧四賀村、白張神社春祭りの宵祭りです。 19：00よりインド舞踊：池田未央、横田ゆうわ 19：40より ゆくりりっく

Flying Donta In The Tibetan Sky page65 翌日、峠越えのニュースを聞いたんでしょう。ティンリーで待っていた旅行者達が続々とグッツォに集まってきました。 だけど解放軍の返事は相変わらず NO! の一点張りでした。

今日は“信濃スパイラル・クワイヤー”の練習日。これは“ゆくりりっく”が母体となって去年から活動始めたゴスペルグループです。月に一回塩尻のアイオナ教会で午前中の礼拝に出席し、持ち寄りで昼食を食べて午後練習。礼拝、とは言っても、ここの牧師さんはと…

Flying Donta In The Tibetan Sky page63 彼らはランドローバーをチャーターしてニャラムから峠を越えてきました。道の状態はかなり悪いようだけど、それでも車が何とか通れた、というニュースは我々ももうすぐ峠を越えられる、という希望を与えてくれました…

Flying Donta In The Tibetan Sky page62 ある晩、僕たちは何故かカレーを作り過ぎた。でもそんな晩に限って、来客があるんです。彼は閉ざされた峠の向こう側、ニャラムの町から4日間かけて歩いてきた。どおもこちら側だけではなく向こう側でも旅行者達がた…

Flying Donta In The Tibetan Sky page61 AKIちゃんはかなり衰弱していました。いつもぼーっとしてたり、下痢、嘔吐。すっかり痩せてしまった。早くチベットを脱出して暖かくて食べ物も豊かなネパールに抜ける事が切実な問題となっていました。 とにかく寒か…

Flying Donta In The Tibetan Sky page60 旅してると、いろんな不思議な人達と出会うものです。このドイツ人カップルは、夢に出てきた象のお告げに従って旅を続けている。アトランティスの賢者達が今も霊的存在として生き続けていて、ゴビ砂漠のどこかで集会…

団員、っていうのかなぁ？？？ 信濃スパイラル・クワイヤーは、ゆくりりっくが母体となって去年より始まったゴスペル・グループです。歌いたい人誰でも大歓迎。現在会員30名ほど。月二回、塩尻アイオナ教会と松本あがたの森で練習しています。楽しいですよ。…

Flying Donta In The Tibetan Sky page59 何しろ食材も無いし、軍人に対して腹立ててたし、こっちも生きてくのに必死ですからけっこう好き勝手やってましたね。薪とか野菜とかはもう倉庫から盗んでくる。部屋の備品の椅子なんか燃やしちまえ、ってなもんです…

Flying Donta In The Tibetan Sky page58 そう、僕たちはここまでやっとの思いで歩いてきたわけですから、引き返すなんて事は考えられません。峠が開くまで持久戦と決めました。同様に残ったのがこの四人。そしてグッツォでのサバイバル生活が始まりました。

Flying Donta In The Tibetan Sky page57 軍人は本当に態度悪かったです。まぁ、こっちもイライラしてたんだけどね。他の旅行者達もそうだけど、もう中国から出る予定だから中国元もあまり持ってないし、こんなところだから両替する銀行も無い。どうしようも…

在日朝鮮人である、って事は、どんな気持ちなんだろう？ 日本に生まれ育ち、日本語を話しながらも日本人ではない。外国人だとして多くの権利が認められず、時に露骨に差別され、行った事も無い朝鮮半島のアイデンティティを持って暮らしている。 僕たち日本…

Flying Donta In The Tibetan Sky page56 グッツォでアサさんと再会。グッツォは中国軍の駐屯地、って言うんですかね？ そこがホテルとレストランもやってる、って感じのところです。だから従業員はみんな軍人。感じ悪かったですね。みんなやけに威張ってて…

今日は久々に、負けズ犬、の名前のついたライブ。オトナリバンドとジョイントでした。 久々にコテコテの負けズ犬ワールドな感じで、曲数少なかったわりにはかなり燃え尽きました。その後でオトナリにパーカッション参加だったので、帰ってきてしばらく死んで…

負けズ犬出演します。時間が、まだ、決まってないみたいです。30分くらい歌います。 http://furimanet.com/sanday.html

Flying Donta In The Tibetan Sky page55 この家に一晩の宿をお願いしたんですけど、とても親切なチベタンの家族でした。暖かい部屋でおいしい家庭料理をごちそうになり、食後には彼らの歌と踊り、そしてラジカセをかけてみんなで踊りました。でも標高4000m…

Flying Donta In The Tibetan Sky page54 昼間はまだ陽が差してて暖かく感じるんだけど、実際の気温はかなり低かったんだろうな。休憩で5分も立ち止まると自転車のチェーンが凍ってましたから。そして日没。とたんにタイヤが凍り付き、全然回らなくなりまし…

Flying Donta In The Tibetan Sky page53 ティンリーの宿屋で、ネパールに抜ける最後の峠、ラルン・レー？5050m が雪で通れなくなっている、という情報を他の旅行者から聞きました。それでもまぁ、僕たちは行けるところまで前に進むしか仕方が無い。とにかく…

Flying Donta In The Tibetan Sky page52 翌日。好天の中を出発。ただし道は雪道です。ネパール国境まで約200km。今のペースで行けば8日で抜けられる距離です。そしてとりあえず今夜はティンリーの町で安宿に宿泊できる。ずっと厳しいキャンプ生活だったので…

Flying Donta In The Tibetan Sky page51 一度は死にかけたアキちゃん。アサさんの人工呼吸で一命をとりとめました。乏しい食糧。厳しい寒さ。二歳の子供にはあまりにも過酷な旅だった。このとき初めて僕たちは真剣にチベットを脱出する事を考えました。

観てないけどさ、なんかみんな大騒ぎして、観せないように圧力かけたりとか、、、 シーシェパードの船長さんもブルーシートで囲って見せないように警察に連行したり、、、 古来の文化だって言うんならもっと胸はって堂々としてれば良いのに。悪意ある映画な…

Flying Donta In The Tibetan Sky page50 ウラさん一家のテントから助けを呼ぶ声。アキちゃんが引きつけを起こしました。顔は真っ青で呼吸さえ止まってしまいました。アサさんが人工呼吸しました。

Flying Donta In The Tibetan Sky page49 その夜、また雪が降り始めました。雪は翌日も一日降り続きました(この絵、手抜きしたわけじゃないんですよ。雪で真っ白になっちゃったんですよ)。 後で知った事ですけど、ネパール北部ヒマラヤ地帯からチベットまで…

Flying Donta In The Tibetan Sky page48 歩き始めてみると、タローが居ない方が速かったです。タローと一緒のときは一日25kmくらいしか進まなかったんですね。 途中、ヤギを放牧してるチベタンが居たのでミルクくれ！ と言うと、彼ら乳搾りのためにヤギを追…

以下、安曇野地球宿イベントブログより ******************************************************************************************************************* 地球宿ライブ、今回は安曇野の仲間達が登場！ 「オトナリ」は、あの伝説のAZUMINOジャグバン…

Flying Donta In The Tibetan Sky page47 それでもこのおじさん、悪いと思ったのか、夜には薪をたくさん持ってきてくれました。こんな土地ですから薪は貴重です。驚きもしたし、とても嬉しかったです。 そして翌朝、僕たち、タローの居ないタロー・キャラバ…

Flying Donta In The Tibetan Sky page46 とりあえず不要になった荷車、ロバ用具などを地元のチベタンに売りました。でもまぁ、彼らあんまり現金を持ってないみたいですね。4000mのチベット高原。買い物するような小さな商店すらろくに無い土地ですから。