new makez-inu’s blog

長野県界隈で芝居やら弾き語りやら便利屋やらやってる「まけずいぬ」「池田シン」のブログです。

総理官邸前

6日、総理官邸前抗議行動に行ってきました。

仕事を昼で終って新宿行きのバスに乗り、午後5時半頃、丸ノ内線国会議事堂前の改札を出るとそこでもう警官隊が交通整理してました。官邸前に直に出る3番出口は出られず4番出口から地上に出るともう大勢の人たちが歩道に行列を作ってました。老いも若きも男も女もいっぱいいました。ただ東京はそれでなくても人が多いのでそれほどすごく多い、って感じはしません。新宿渋谷あたりの人込みを歩道に集めればこのくらいかな?って感じか。

警官隊も多かった。だけど報道されているような「ものものしさ」は僕は感じませんでした。みんなわりと穏やかな顔で親切な感じさえ受けました。ヘルメットかぶった機動隊は、多分車の中とかに待機しているんだろうけど、見当たらなかった。

歩道を埋めて連なっている行列がどのくらいの人数なのか、僕には見当もつかないけど、やはり10万人以上は居たみたいです。

抗議行動は午後6時から。それまではみんなおとなしく待っていました。何だかみんなおとなしいなぁ。大丈夫なのかなぁ、と心配してました。人が車道に出ないように警官隊が守ってました。主催者側スタッフも忙しそうに行ったり来たりしてました。中には警官に食ってかかるおっちゃんとかも居たけど、「警察は敵じゃないよ」と声をかけるお姉さんがいたり、全体としてはとても平和的な雰囲気でした。

6時になり、主催者がマイクで掛け声をかけ、シュプレヒコールが始まりました。『再稼働反対!』の声も始めはみんな遠慮がち。シュプレヒコールの合間に福島から来たお母さん、福井から来た兄ちゃん、国会議員、いろんな人達のスピーチ。涙ながらの訴え。そしてまたシュプレヒコール。一時やんていた雨もまた降り始め、やがて本降りに。僕もびしょぬれになった頃にようやくザックからカッパを出して着ました。みんなびしょぬれ。だけどそうなると逆に気合が入ってきてシュプレヒコールも盛り上がってきます。。太鼓、タンバリン、フライパン。。。。それぞれの楽器でリズムを取りながら声をからして『再稼働反対!」群衆はどんどん盛り上がってトランス状態。歩道は一杯になり車道を一車線解放していたんだけど、人数も増えてくるシュプレヒコールも盛り上がってくる。警官達もかなり緊張した顔になり人員をさらに増やして手をつないでデモ隊が道路に出ないよう守っている。

しかし警官隊の規制も耐えきれなくなりとうとう決壊。ジャンべのリズムに乗って警官隊の防御線を押して進んでくる道路いっぱいに溢れたデモの群衆は見てて鳥肌が立ちました。海外のニュースではよく見る街を埋め尽くすデモの群衆。やっぱデモはこうでなくっちゃ。日本のデモはあまりにも警察に管理され過ぎてる。

それでも非暴力に徹しているし個人メディア達が常に最前線の様子を写真やビデオに撮っているので警官隊も暴力を振るうことはできない。そもそもこのおまわりさん達は仕事で警備しているだけだし非暴力の一般市民に対して手を上げるようなことはしなさそうです。むしろ心の中では一緒に『再稼働反対!』と叫んでいるのではないだろうか?

女性や高齢の人たちに対する配慮も十分になされていて暴徒化していない。危険の無いように間隔を取り、みんな気づかいながら行動している。とても平和的なデモ、という印象を受けました。

午後8時で抗議行動は終了、何だけど、ここまで盛り上がっちゃうとそう簡単には終らない。こりゃ朝まで続くかな?とも思ったけど、やっぱみんなそこまでの体力も無いか。最前線は警官隊を押してじりじりと進んではいたけどおとなしく帰る人たちも多いみたいで後方は空いてきた。僕もバスの時間もあるし、8時半には総理官邸前を後にしました。

この日、同じ時刻に札幌道庁前と大阪関電本社前でも抗議行動が行われたそうです。

この抗議行動が次の国政選挙まで衰えずに続けば、きっと原発は止まる。そう思います。だって政治家にとって一番怖いのは選挙。選挙に落ちればただのうるさいおっさんおばさんでしかない人達ですから。彼らの政治生命を支えているのは後援会の集める票と無関心層の捨てている票です。

だけどこの市民蜂起にはそんな今まで捨てられてきた票、国民の声にならなかった声を掘り起こし呼び覚ます力があります。今まで政治に関わって来なかった人たちが街頭に繰り出して来ているんです。50%にも満たない投票率の低さで政治家達の政治生命は支えられてきた。残り50%が選挙に出てきたら一体どういうことになるか?野田首相は『大きな音だね』などと余裕っぽい発言をしていたけど、内心はそうとう怖がっています。だからマスコミを締め上げてデモの報道を妨害するわけです。

今回の失敗はタオルと着替えを忘れたことでした。びしょぬれのシャツを着たままで高速バスを松本まで帰ってきました。体が冷えて、疲れた、、、